近海郵船様の「企業メッセージ編」の空撮を担当しました。
20ノットのスピードで進む全長179.9mのロールオン・ロールオフ船「ひだか」(通称:RORO船)からAttiにて離艦させ、撮影後また進行している「ひだか」へAtti着艦と言う高難度の撮影。(AttiとはGPS等のセンサーを切りマニュアルで操縦することを言う)
日本海で苫小牧行きの「つるが」と交差するカットは失敗の許されない本番一発勝負撮影や、「ひだか」の真正面に回り込み、実機では撮影することの出来ないアングル(船首が波をかき分ける)を常時スポーツモードにてドローンの利点である低空域を使った撮影など。
誰でもできる撮影ではありませんが、とてもいい経験です。
【豆知識】ロールオン・ロールオフ船とは?
貨物を積んだトラックやシャーシ(荷台)ごと輸送する船舶で、 発地港ではトレーラが乗船し、貨物を積んだシャーシを切り離して船側に載せ(ロール・オン)、トレーラヘッド(トラクタ)だけが下船。
着地港ではトレーラヘッドだけが乗船してシャーシを連結し、そのまま下船(ロール・オフ)、陸送するという方法で輸送可能な船のことを指す。
出典:船図鑑 > RORO船
パイロット | レイブプロジェクト提携パイロット(海上担当):森谷 智之 |
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レイブプロジェクト提携パイロット(地上担当):富山 美一 | |
カメラオペレーター | 前波 聡 |
撮影機材 | INSPIRE2、X5S |