カメオペのお仕事
僕がドローンパイロットとして現場に行かせていただく時、よくパートナーを組ませていただくカメラオペレーター(通称「カメオペ」)の方が以前お話になっていたことなんですが、とても大切な事ですので改めて書かせていただきます。
ドローンオペレーター(英:Droneoperator) |
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操縦担当(ドローンパイロット)、カメラ担当(カメラオペレーター) 一部のハイクオリティーな現場で、パイロットとカメラオペレーターはツーマンセルの様にタッグを組んで空撮を行う。パイロットはドローンの操縦に専念し、機体とは別に動くカメラ部分をオペレートする者をカメラオペレーター(通称カメオペ)と呼んでいる。操縦とカメラ操作を分業することにより、各々が一つに集中できるとこで撮影・映像のクオリティーが向上する。 |
カメラオペレーター談
以下一部引用
「ちょっと勘違いしている人がいるのでちょっと説明します!
カメオペって何だかわかりますか?
簡単にカメオペって言いますがいろんな事を知ってないと出来ないお仕事なんですよ。
複雑な飛行とカメラワークが必要とする現場では各パートが集中できるよう仕事を分担します。
操縦者(パイロット)は指示通り飛ばせるようにルートや高さ、早さの確認、カメオペは露出、色、シャッター、ピント、フィルター、REC、モニターセット、収録フォーマット、ジンバルの調整、構図、メディアの受け渡し、バッテリ交換、残量の助言など、収録に必要な作業をすべて行なわなくてはなりません。
フィルターワークは夕方や朝は刻々と明るさが変わるため、先読みしてフィルターを交換するなど、まあまあやることあります。監督からの指示受けもカメオペの方が多いかな。
被写体にカメラの向きをコントロールするだけじゃなく、始めと終わりをどのような構図にするかも考えてカメラ降らないといけないんです、早く、遅く、粘りもその場で変更します。
もう一つ必要なのが、飛ばす人の考えている事がわかる人、要は自分も飛ばせる人なんです。
操縦者と同じ考えで現場に立てるかが重要で、二人のコミュニケーションが合って初めていい撮影が出来るのです。」
パイロットとして僕は彼(カメオペ)を尊敬していますし、大変信頼しています。
お互いの事をよく知り、お互いが意見を出し合い、お互いをリスペクトする事でいい作品が生れると思います。
だから撮影後、一緒に呑むお酒もおいしいんですねw